みなさんこんばんは、ソラマチ店器材担当上野です。
本日はオススメ商品のご紹介です。

CO2フルセットDirect　Ｍサイズ
本格的な水草レイアウトには欠かせないＣＯ２添加。水槽内にストーンタイプやガラス製の拡散器を設置する形が一般的かと思います。
このセットはそれらとは違って外部式フィルターのホースに拡散器を接続する、いわゆる直添式です。
直添式のメリットとして、二つの点が挙げられます。
まず一つ目は、CO2の溶解効率が非常に良いという点です。CO2と水の接触時間が長いため、効率が大幅にアップします。つまり、添加量を減らせるわけです。ボンベを交換する頻度が少なくなり、経済的です。
二つ目は、拡散器が水槽内に入らないためレイアウトの邪魔にならないという点です。できるだけ人工物を水槽内に入れたくないという方にオススメです。また、拡散器にコケが付きにくいので、こまめなメンテナンスが必要ないのもうれしいですね。
……ただ、ADA製品を代表としたガラス製の美しい拡散器からCO2の気泡がゆらゆらと立ち昇る様子、これを見られなくなるのは少し残念ですね。
こればかりは個人の好みによると思います。お好きな方を選びましょう。器材担当として皆様に様々な選択肢をご提示できるよう頑張っていきますのでご期待ください。

さて、実際に展示水槽にもセットしてみました。
私の管理している45㎝前面R水槽にセットしました。今回はフルセット付属の小型ボンベではなく、当店で扱っている0.7㎏のボンベを使用しました。
こちらのＭサイズの拡散器は12/16のホース系に対応しています。今回使っているエーハイムクラシック2213の排水ホースにピッタリです。
ちなみに吸水側に取り付けた方が溶解効率が上がりますが、フィルターがエア噛みを起こしたり、濾材内のバクテリアに悪影響を及ぼす可能性があるので説明書通り排水側に取り付けた方が良いと思います。
セット後は必ず水漏れが無いか確認しましょう。また、添加量にもお気をつけください。前述のとおり溶解効率が良いので、一般の添加方式と同じ感覚で添加するとCO2過多になる可能性があります。
ちなみにこの水槽のレイアウトについてはまた後日紹介させていただきます。オープン前日に立ち上げたので準備に追われてほとんど写真がありませんが……。

直添式のCO2添加、皆様の選択肢の一つに加えて頂ければ幸いです。
器材担当・上野でした！