新宿

【新宿店】ペルチェ式クーラーTEGARUの展示を始めました!

アクアリウム用のクーラーと言ったらゼンスイ社が有名だと思います。
本格的なコンプレッサータイプのクーラーは強力に冷却してくれますが
大きさや価格の面から淡水魚飼育においては一部の利用にとどまっています。
一般的なのは冷却ファンだと思いますが、冷却能力や水の蒸発で不満をお持ちの方も
多いと思います。近年最高気温がどんどん上がって35度という日が多くあります。
そこで本格的なクーラーと冷却ファンの中間的な位置づけのペルチェ式の
クーラーをご紹介いたします。

ゼンスイ社TEGARU 24840円

ペルチェの解説は割愛してTEGARUメリットとデメリットなどをご紹介します。
まずはメリットから!

☆メリット
・冷却ファンよりも温度が下がる(4~7度ぐらい)
一般的な冷却ファンは2~3℃ぐらい温度を下げることが出来ます。
数字だけ見ると差が小さく感じますがかなり違いがあります。

・冷却ファンのように水が減らない
これかかなり大きなメリットだと思います!毎日の水足しから解放され
お魚も水換えストレスが軽減されます。

・冷却ファンを使わないのでフタをすることが可能
エビを飼育されている方に売れているのはこの点が大きいと思います。
思わぬ飛び出しで干からびてしまう事が激減します。

・エーハイムなどの外部フィルターに接続可能(流量が20~30%落ちます)
流用が減ってしまいますが、すでに外部フィルターを導入されている方は
配管途中にTEGRUを繋ぐだけでOKです。

・水温がデジタル表示される
気になる水温が瞬時に分かるのは嬉しいですね。

・ヒーター効果もあるので夏冬使える
小型水槽ならば冬場もヒーターいらず!レイアウトの
邪魔をしないからスッキリしたレイアウトが作れます。

☆デメリット
・コンプレッサータイプのクーラーほどは水温が下がらない
予算があればコンプレッサータイプの方が温度が下がりますが
淡水魚飼育だと28℃以下になっていれば問題無いことが多いので
ペルチェタイプでも対応できます。

・給排水のポンプや配管が必要になる
外掛けフィルターを使っている水槽では水中ポンプのRIOや
水中フィルターのスペースパワーフィットなどが必要になります。

・排熱が出るので熱循環しないように注意
冷却効果を高める為に排熱ファンがついています。暖かい風が
出てくるのでその風が水槽に向けられていると温められてしまいます。
お部屋も暑くなってしまうので、ひどい場合はエアコンを併用しましょう。

・お値段が冷却ファンよりも高い
冷却ファンが3000~5000円、TEGARUが24840円、コンプレッサータイプが47800円~と
どの価格帯の商品を使うか悩みますね。
コンプレッサータイプは海水魚や冷水魚向けと考えて淡水熱帯魚の場合は
エアコン+TEGARUやエアコン+冷却ファンで乗り切るのもありだと思います。

・冷却ファンよりも電気代がかかる(75W 一ヶ月500円程度?)
冷却ファンは10W以下なので差がありますがワンコイン程度の電気代です。
夏場だけならば3~4か月使うだけなので許容範囲かと思います。

 

店内レジ付近の450スリム水槽にて展示を開始いたしました。
エアコンの効いている店内なのでいつでも24℃をしっかりとキープしています。

この水槽はニッソーのポンプ式底面フィルター「スライドベースパワー」を使っている水槽なので
PP51ポンプの水流を使って冷却させています。
TEGARUにはホースと9/12-12/16変換ジョイントが内蔵されていますが、配管しやすいようにエルボーなどを
いくつか使用して配管しました。
TEGARUご購入の際は、動力ポンプや配管などご相談ください。

 

底面ポンプから吸水してTEGARUに接続、水槽に戻してもこの程度の流用は確保できます。

 

夏休みのお出掛け前に準備しておきましょう!
今年はTEGARU の需要が多いようで給排水の質問を
多くいただいております。
現物を見ながらの説明が一番わかりますので現在の
水槽環境を確認の上、ご来店ください。

Return Top