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【新宿店】店頭120cm水槽をリニューアルしました!

【新宿店】店頭120cm水槽をリニューアルしました!

みなさんこんにちは!
アクアフォレストメンテナンス事業部の轟です!

新宿店店頭の120cm水槽をリニューアルしました!
今回は水位を低くして水上部分も楽しめるレイアウトにしましたよー!!

今日のブログでは製作の模様をお伝えしようと思います。
それではいきますよー

まずは使用器材からご紹介します。
水槽:120cm×45㎝×50cm
ろ過:エーハイム 2217クラシックフィルター、ADA ES1200 
ろ材:太平洋セメント パワーハウスMサイズを目一杯入れてます
照明:ADA ソーラーRGB 2台 11時間点灯
CO2:大型ボンベにて 1秒/4滴 11時間
底床:ADA アクアソイルアマゾニア
素材:塊流木、小さい流木、龍王石

陸上
ポンプ:カミハタ リオ+600とニッソー 分水器
霧:ADA ミストフロー

まずはフィルター配管から組んでいきます。
フィルター吸水は前回と同様、底面直結にしました。
ソイルに底面と聞くと栄養が逃げてコケが。。。。という心配のお声をよく聞きますが、特に問題無く使用できますよ!(パワーサンドには不向きだと思いますが。。)
私が底面直結にしているのは吸水側の配管を左右奥に隠すためです。
盛り土をする場合、外部式フィルターのだと配管を手前にするしかなく、それだと配管を見えないようにするのはまず不可能なので底面につなげています。
配管は見えないように組むのがベストと考えているので。。。
洗濯ネットに入れた軽石で底上げします。
この軽石は私が様々なところで使いまわしているので、ある程度バクテリアの種としての機能も期待しています。
続いてざっくり流木を組んでいきます。
今回は大きな流木を二つ使って、アーチを組んで水中に空間を作る&陸上部分を作ります。
手前が寂しかったので、生ハムの原体みたいな形の流木を追加しました。
中央の空間が円を描くようにしてみました。
形が決まったのでソイルを入れます。
まずは薄く、手前0mm~奥10cm程度入れました。
後方に盛り土をする場合は少しづつ高さを出していくのがコツです。
石を組んでさらにソイルを追加していきます。
この時、手前側はなるべく薄くしましょう。
手前にソイルを入れるのは最後で良いです。
そうしないと手前のソイルが厚くなって見栄えが悪くなりますよ!
ここでフィルターの給水側配管をしちゃいます。
このタイミングで行うのは、配管を素材や水草で隠したいからです。
メンテナンス性はハッキリ言って皆無なので、管理期間中に掃除する気はありません(笑)
なので黒い塩ビパイプを使ってコケや汚れが目立たないようにしています。

水の出口はちょうど良い流れが出来るように、余っていたエーハイムパーツを切って角度を調整しました。
「トランスルーセントグラスキャット」を泳がせる予定なので流れは重要です。
みなさんお馴染みの透明ナマズですが、強めの水流に頭を向けて群れる習性があるのでそれを狙っています。
この当たりの調整は経験値で補っているので、文字だと上手く説明できない。。。
興味のある方は実物のある店頭で私を捕まえてご質問ください!
陸地へ水を回すポンプもここでセットしちゃいます。
チューブは目立たないように黒いものを使用します。
設置する前に、長さを適当に決めてチューブをセットしておくと配管がスムーズに進みます。
設置場所は右側の流木の後ろ
コードやらチューブやらがビロビロなのでしっかり隠したいところですが、この陸上に水を回すポンプ&分水器は目詰まりしやすいので適度にメンテが必要です。
なのでココはメンテナンス性を重視してすぐに取り外せるようにしました。
チューブの配管はまずはだらっと垂らして、、、
手前から見えないように流木に這わしていきます。
所々、瞬間接着剤「デルフェス クイックジェル」を使用して固定しました。
基本的に水が来るところじゃないと陸上植物たちは枯れてしまうので、後程草を植える場所に水が回るようなイメージで配管していきます。
(この辺りも経験がものをいうところ。。。なんですが結構適当です)
注意点としてはしっかり固定すること。チューブが暴れて水漏れにならないようにしましょう!
ここまで組んでこんな感じ。
正面からみれば配管は隠れてます(笑)
最後に石、ソイルを追加しました。
ここで手前にソイルを入れました!

左側の排水は流れを作りましたが、右側は水面に向けて水面が動くようにしました。
テラリウムは水面があまり動かないので油膜が目立つことが多いです。
なので油膜予防用です!!
かと言って手前に配管をもってきたく無いので後ろに隠しました。
それでは注水です!
お馴染みのちょろ出しでソイルの濁りを抑えます。
ソイルの上にはキッチンペーパーを敷いてソイルが掘れるのを防ぐのを忘れずに!!
水を張ったら陸上に水を回すポンプを回して水の流れをチェック。
イメージ通り水が流れているかしっかりと見ましょう!!
続いて植栽です。
パパッとスピード感をもって植えていきます。
途中、リズムが止まらないように、予め下処理は終わらせておきましょう!
植栽が終わったら霧発生マシーン「ADAミストフロー」をセット。
これは加湿器の霧作る部分を取り出したような機械と言えば伝わりやすいかな??
水を超音波で霧にする機械です。
これは水位によって発生量が変わり、とっても微妙な設置場所の調整が必要なので最後に設置します。
そんな感じなのでちょいちょい設置場所を変えることになるので割り切って配線は隠してないです(笑)
草が茂らないと見切れます(爆)
左右に各1台設置しました。

これで完成!
最後に使用した植物たちをご紹介します!
今回は陸上部分に草が育つとボリュームが出てくるので、水中部分はシンプルにしました。

水中
エキノドルス・テネルス(テネルスグリーンで出回ってるヤツ。多分ブロードリーフテネルス??)
エキノドルス・ラチフォリウス
キューピーアマゾン
ミクロソリウム・プテロプス

陸上
佗び草・有茎草MIX
佗び草・かれん
佗び草・エキノドルスMIX
アヌビアス・ハスティフォリア

サウルルス
浮き葉ルドウィジア
ミズトラノオ
シロカヤツリグサ
ミニシペラス
青葉風知草
南米ウィロモス
リシア

テラリウムは新規で立ち上げるとなると配管周りが複雑になるため、イマイチ普及していないレイアウトスタイルです。
しかし、すでに水草水槽をお持ちの方が↑みたいに水位を下げて作る分には多くの器材が流用できるので、意外と簡単にできますよ♪
アクアリウム用品だけでは配管周りが綺麗にまとまらなかったので、塩ビ管を使ったりしていますが、この辺りはDIY等の工夫が好きな方なら抵抗なく出来るはず!!
皆様も自由な発想でアクアリウムを楽しんで頂ければと思います。
このレイアウトはしばらく新宿店店頭にありますのでぜひ見に来てください!
ご来店お待ちしております!!

アクアフォレスト出張サービス

アクアフォレストではお客様のご希望に合わせ、豊富な経験と知識で様々なご要望にお答えします。
水草レイアウトの制作はもちろん、雑誌撮影や各種イベント用水槽の設置なども承ります。
水草、熱帯魚のことに関してご要望がございましたら、まずは一度ご相談ください。
ご相談、お見積りは無料です。

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