生体

【新宿店】寒くなってきたので白点病や金魚の転覆病にご注意ください!

秋口になると増えてくるのがお魚の病気です。
昼間と夜の温度差が激しい時期は魚にストレスがかかり
免疫が落ちてしまいます。
白点病は温度変化のストレスでなりやすい病気です。
この時期一番気を付けたい病気ですね。
また、風邪のように伝染性の強い病気なので
適正な対処をしないと症状が悪化したり、他の病気を
併発してしまう事もありますので注意が必要です。
病気が疑われるときはよく観察して店頭にてご相談ください。
その際、病気の状況がわかる写真を撮ってきていただけると
病気の判断がしやすいです。

確認して頂きたいのがヒーターの入れ忘れ、ヒーターの故障、
コンセントのさし忘れです。
水温計のチェックはもちろんのこと、ヒーターの寿命も気にしてみてください。
5年程度でヒーターを交換される方が多いようですがヒーターの保証期間は1~2年。
なるべく早めに交換した方が良いですね。

金魚の病気、転覆病に注意しましょう!
転覆病はいろいろな原因で体のバランスがくずれてしまう
病気です。とくに秋口になりやすいので注意が必要です。
大まかな原因として温度変化による糞詰まり、細菌性の病気による
内臓障害、先天的な浮袋不全があります。
比較的元気な様子なのにバランスを崩していたりひっくりかえってしまう
場合は糞詰まりを疑ってみましょう。
温度変化が大きい時期は、エサの消化が滞り消化不良になります。
腸内ガスが発生するとガスの浮力でバランスが崩れて転覆してしまいます。
早期であれば餌を絶ち高めの温度設定にして消化を促し、さらに「てんぷく快全液」など
消化をよくするものを水槽に入れると腸内ガスが解消できることがあります。
その後は消化の良い餌「咲きひかり」などを少量ずつ与えるようにしましょう!
転覆病は症状が出る前に対策をするのが一番です。
普段から心掛けて頂きたいポイントやオススメの商品を
ご紹介します。

転覆病対策としてオススメなのが温度設定の出来るヒーターです。
消化不良起因の転覆病になった時は28~30度ぐらいまで水温をあげて
消化を促します。
普段から水温を24~26度ぐらいで飼育すると腸内の消化力が落ちず
転覆病になりづらくなります。
※種類、生産地、繁殖予定など状況によりオススメの温度が変わります。
詳しくは店頭にてご相談ください。

 

 

 

エサは沈下性で消化の良い餌を与えましょう!
キョーリン社の「咲きひかり」はプロバイオティクスを研究して作られており、
ヨーグルトのCMのように良い菌を活きたまま食べさせて腸内で活動させます。
腸内に入った菌は腸内バランスを整えると共に、エサを吸収しやすい形に変え吸収率をアップさせます。
そしてフンと一種に排出された菌はフンも分解してなるべく汚れを少なくしてくれます。
このエサは着色料も使っておらず、水槽の黄ばみが少ない点もうれしいですね。
一度にたくさん与えるのではなく、何回かに分けて少量ずつ与えるのが
消化不良を起こさないコツです。
IMG_1620.jpg
一番スタンダードな育成用(沈下性)
消化が一番良い餌です。
沈下性で転覆癖も付きづらく安心して与えられます。
冬場にヒーターを使っていない場合は育成用を使用しましょう。
転覆病治療中以外の時期は色揚げ用、特選色揚げ用との併用がオススメです。
IMG_1621.jpg

色揚げ用(沈下性)
ヒーターを使った飼育や暖かい時期の餌としてオススメです。
色揚げ効果もあり赤みが増してとってもキレイに育ちます。
IMG_1626.jpg

特選色揚げ(沈下性)
赤色の色揚げに効果的な餌です。育成用と比べると消化が少し悪いので
一度にたくさん与えすぎないように注意しましょう。また、この餌を単用するのはお勧めできません。
育成用と併用したり色揚げ用をメインの餌にしてたまに与える程度の方がよいです。
IMG_1624.jpg

色揚げ用(浮上性)
水面に浮く餌なので、餌の量も把握しやすく食べ残しも見つけやすい餌です。
和金やコメットなどのスレンダーな体系の金魚にオススメです。
IMG_1623.jpg

 

乳酸菌たっぷりの消化促進効果のある「てんぷく快全液」
普段から消化を良くしておけば糞詰まりを予防できます。
毎回使わなくて温度が下がってきたころや調子を崩しかけてきた時に
入れてみるのも良いと思います。
IMG_1629.jpg

お魚は病気にならないように育てるのが一番です!
普段の管理で免疫を落とさないようにして
健康な状態を保つようにしましょう!

 

Return Top