ソラマチ

【ソラマチ店】スタッフ宅の水槽?

今回のブログは、、、ブログというか年始に来店されたお客さまとの約束を果たすための内容なのですが、、、
キッカケは「店員さんの家の水槽ってどんなんなの?」と訊かれたこと。
今までも何度かあったので、「あぁ、やっぱりお客さまからすると店員の家の水槽って気になるんだな」、って思いました。

それで、今回おウチの水槽をご紹介しようと思ったのですね。

水槽:レグラスフラットF-900(90×45×36㎝)

水槽台:ステージア9045(90×45×70㎝)

照明:ソーラーRGB(10時間点灯)

フィルター&水流ポンプ:エーハイム2271(パワーハウスソフトM)、Rio+200

ヒーター&サーモ:エヴァリスHTP300、300RD(24℃)

Co2::ミキサー使用1秒4滴相当

低床:アマゾニア15L、ラプラタサンド4Kg、AFオリジナル底床栄養セット、バクター100、クリアスーパー、トルマリンBC

追肥:AFオリジナル水草ふさふさリキッドカリウム(毎日2プッシュ)、グリーンブライティミネラル(2日ごとに2プッシュ)

生体:カージナルテトラ、ブラックネオンテトラ、ハセマニア、ブラックファントムテトラ、ミニブッシープレコ、サイアミーズフライングフォックス、ヤマトヌマエビ

水草:タイニムファ、ボルビティスヒュディロッティ、ミクロソリウムsp.カピットウェスト、アヌビアスナナ、クリプトコリネバランサエ、クリプトコリネウェンティーグリーン、クリプトコリネウェンティーブラウン、クリプトコリネワルケリー、ウォーターフェザー、エキノドルステネルス

コンセプトは「手をかけずに、勝手にどんどん良くなっていく水槽」。

その他にスイレンの浮葉を生かしたレイアウトにすることは決めていました。浮葉の下は影が落ちるので必然的に陰性水草中心のレイアウトになります。なので今回のレイアウトでは有茎草は一旦お休み。古葉をカットすれば良いものを中心に陰性の水草を選びました。そして、これがインスピレーションを受けた水槽↓↓この水槽ではダイナミックにタイガーロータスを使用していますね。超大型水槽だから成立していますが90ではちとキツイ。浮葉が出るまでの我慢の期間にかなりのスペースを食われるし、育ち切った葉は直径20㎝に迫る、、、ということで今回はタイニムファを採用しています。奥の両隅に3個ずつくらい仕込んでいます。

ああタイニムファね、と侮るなかれ(笑)浮葉のレイアウトの何が良いかというと、魚が葉裏の水面付近まで上がってくるんですよね。普段は天敵の鳥なんかを警戒してのことでしょうが、ニムファの葉裏でホバーしている姿は自然そのものって感じです。自然環境下でも葉裏は魚たちの安全地帯なのですね。光合成の気泡も良い感じじゃないですか。お店の画像ですが見る角度によってはこんな葉裏はこんな極彩色に。
嗚呼、タイニムファ最高。浮葉は空気に接するのでアクアリウムヒーターを使っていても冬場はリスクがあるのですが今年は暖冬なので大丈夫でしたね。
ちなみにタイニムファの浮葉は少し影ってるくらいのほうが出やすいです。

 

各活着水草の仕立ては↓の感じです。

ボルビ→構図流木にブラウンタイで固定。配植時の葉の向きは全く気にしません。新鮮な水が当たるといいでしょう。構図につけるシダ類は不等辺三角を意識して配置するといいとか。

ミクロ→活着用溶岩石にブラウンタイで固定、石垣上に手前に向けて配置。コツはボルビと一緒。お店のsp.カピットウェスト残りわずかです。

アヌビアス→リシアストーンにアクアスケーピンググルーで固定、砂に配置。成長点の向きに気をつけましょう。コケが付かない管理をしてます。

フェザー→構図素材にアクアスケーピンググルーで接着。シート状の物を丁寧に剥がして接着剤でそのまま付けたら成長めっちゃスムーズ。たまに優しくホースを押し当てて中のゴミを抜きます。

これは仮組みの時の様子。見る人が見れば構図は甘々ですが、草が育てば十分に見栄えがするでしょう。砂の場所の一部には石付きアヌビアスが来るので気持ち多めの面積を取っています。大地から生え出しているような演出がしたくて底面付近に高さの出ないリシアストーンを使ってアヌビアスを活着させてみました。水槽の底は当然ガラスですが、自然界では地中が永遠続くことになるのでこれも自然感の演出です。よし、今度は水槽の底に直接くっつけてみよう。ソイル底床は基本的に作り直しができないので念入りに。じっくり効く緩効性のオリジナル底床栄養セットとADAの各種パウダーを入れています。

 

敷き分けの石垣にはお気に入りの山谷石を使っています。こういう使い方なら個性の薄い石の方がいいと思います。使ったのは全部で20kgくらいでしょうか。後から崩れるのが嫌なのでMXBONで石同士を接着しています。

ソイルの大部分にはこの後数種のクリプトコリネが植わることになります。水温・水質が急に変わると溶けてしまうのでコケノンでpHを飼育水に合わせて下げてから水換えをしています。一般種のクリプトなら気にするのは水温とpHで十分です。一度に1/2を超える換水は控えましょう。

後ろに掛かっているプラケースは結構キーアイテムでエアリフト式の隔離箱「サテライト」を仕込んでいます。陸上植物の栄養吸収はかなり凄まじくて茂ってくると水槽内の微生物の安定と相まってコケ知らずになります。是非真似してください。去年の梅雨前に立ち上げたからサテライトから伸びた観葉植物が茂っています。スピーカー屋さんごめんなさい。

 

さて、いかがでしたでしょうか?ソラマチ店にはそんな小型水槽推しの大型水槽持ちがいますよ、という薄っぺらいおはなしでした。なんとなく新しいレイアウト作りたくなりました?

本格的な水草水槽は敷居が高いように感じるかもしれませんが、特に陰性水草を中心としたレイアウトは作るのカンタン、管理もカンタンでとってもオススメです。しっかり準備ができれば全く問題ありません。詳細は店頭では様々ご相談ください。

あと、金曜からのセール期待してください。ではでは。

 

 

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この度アクアフォレストは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、
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