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【新宿店】黒ひげゴケはコケノンで対策!

【新宿店】黒ひげゴケはコケノンで対策!

最近黒髭ゴケの相談を良く受けるのでコケノンの過去記事を再掲載します。

水槽の管理で一番多い質問がコケの対策です。
以前にもご紹介しましたが黒髭苔(クロヒゲゴケ)が発生してしまった場合の対処法をご紹介します。
ちなみに、このコケは硝酸塩が多い場合(水換え不足、底床の汚れ、ろ材の汚、ろ材が古いなどが原因)に
良く出てきます。とくに水流があたる部分に生えてきますね。
まずは対処前↓

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石や流木、パイプ関係につきやすい黒いコケです。
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レイアウト素材を取り出すことができれば、ブラシでゴシゴシ洗ってしまう方法もありますが
水草レイアウトの場合、石を取り出せないことが多いですよね。
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水の汚れに気を付けてコケが出ないようにするのが一番ですがやっぱり難しい時は難しいです。
そこで今回黒髭苔を撃退してくれるアイテムがこちら!↓↓↓

アクアフォレストオリジナル商品 コケノン 1188円です!
一般的なコケ防止薬は植物の成長を止めてしまうものなので、水草水槽では使えません。
コケノンは植物由来の成分で黒髭ゴケを弱体化させる商品なので入れすぎなければ
比較的水草へのダメージが少ないです。
そのかわり、使い方にコツが入ります。
水草レイアウトで黒髭苔などに困った時などにはぴったりの苔対策アイテムだと思います。
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コケノンをを使いこなす為に用意していただきたいのが刷毛(はけ)です。
小さい水槽などであれば100円ショップなどで売っている小さな筆(ふで)でも大丈夫だと思います。
今回は石なので小さいカップにコケノンを原液のまま出して塗っていきます。
アヌビアスやミクロソリウムなどの丈夫で固めの水草に付いた苔に塗る場合は
2~4倍に薄めて使用してみて下さい。
黒髭苔と同じ苔の仲間(ウィーローモスやリシア)や柔らかい葉をもつ水草などはダメージが大きいので
コケノンを使わずに汚い苔ごとカットして吸い出す方が安全だと思います。
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今回はレイアウトしてある石は取り出すことが出来ないので、水槽のお水をギリギリまで減らして
コケノンを直塗りする作戦でいきます。
抜いたお水をバケツに入れそこにお魚を避難させます。(レイアウトを崩さないように注意しながら)
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そして空気中に露出した苔の部分をティッシュなどでふき取り水分を減らします。
(水分が多いとコケノンが薄まってしまうため)
後は全体にペタペタと塗っていきます。
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そして水草が乾かないように霧吹きをしながら3~5分ほど待ちコケノンが浸透するのを待ちます。
そして水を張りなおすと・・・
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!?なんか赤くなった!? これが効いている証拠です。
ちなみに作業前↓↓↓
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あきらかに赤くなってますよね!
後はバケツで待機している水とお魚達をもどしてあげれば無事終了~♪
元々いたエビやオトシンクルスが弱体化した苔をドンドン食べてくれているはずです。
ちなみに、コケノンは強い酸性の物質なので水槽に入りすぎるとPHが下がってしまう事があります。
今回のケースのように刷毛で塗るぐらいならばそのままで問題ありませんが、PHが低すぎると
生体に影響が出てしまいますので様子を見ながら水を替えてください。
水換えの時にPH降下とコケ予防を狙って入れる方法もあります。
さっそく苔食べにきてます♪↓↓↓
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それから二日後・・・
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ジャジャーン☆
驚きの白さ
どうですか!これがコケノンの力です!
一緒に発生していた緑の苔もなくなっていますね!
今回の黒髭苔は特に頑固でアクアリウム経験者なら誰もが一度は悩まされる苔だと思います。
特にレイアウト完成後で石や流木が取り出せないときに重宝すると思います。
黒髭苔は生やさないのが一番ですが困ったときにはコケノンに助けてもらいましょう!

サイアミーズフライングフォックスも
黒ヒゲゴケを食べてくれるお魚として有名ですね。
ただ、大きく育つのが難点で躊躇してしまうことがあります。
また、6月か7月ごろに1カ月ぐらい入荷しない時期があります。
産卵期?禁漁中?なのか毎年決まって入荷しません。
入荷が再開すると小さめの個体が入荷しますが
ちょっと新しい環境に慣れづらい感じがしますね。

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