手順1
熱帯魚の水温は,26度ぐらいが適温です。
水槽にヒーターやサーモスタットと言った保温用器具は設置してありますね?
水槽の水温と袋の水温が同じくらいになるように30分くらいは浮かべましょう。
袋の中の酸素は、購入してから6時間以上持つぐらいは入れてありますので、酸欠の心配はまずありません。
手順2
水あわせは、1袋ごとに行ってくださいね。
違う袋の水を混ぜるのはやめましょう。
お店で魚の入っていた水槽が違うと水槽それぞれで水質が違います。
1袋ずつバケツに移して、別々に水あわせをするのがベストです。
手順3
キスゴムは、水の中で空気を押し出すようにして水槽の壁に押し付けるとしっかりくっついて。水あわせ中に取れたりしません。
当店では左の写真のような水あわせセットを使っています。
器具売場でも「水あわせセット」として販売しています。
エアチューブは約1.5mほどありますので、高い位置にある水槽でもラクラク届きます。
手順4
エアチューブは半透明なので、水がどの位置に来ているのかを確認しながら吸ってあげると失敗が少なくなります。
チューブに吸い込む水は、水槽のふちを越えて水面の高さより下にくれば、後は自然に落ちてきます。
手順5
コックは、右でも左でもどちらの方向にも回ります。
出る量は、感覚的にだいたい1秒に1~3滴程度が理想ですが、多少アバウトでも問題ありません。
※時間がかかるときは、エアレーションをしてあげると酸欠にならないですみます。特にエビやオトシンクルスの仲間にオススメします。エアレーションをあまり強くするとびっくりしてお魚が飛びはねたりすることもありますので、魚がおどろかない程度にソフトにしてあげてくださいね。
手順6
魚を水槽に入れてあげましょう!
より慎重に水合わせする時は、いっぱいになった水を水槽に戻して、再度4~6の作業を繰り返します。
袋の水が汚れてしまっているときときや水槽に袋の水を入れたくないときは、お魚だけ網で救って入れる方法もあります。
水を入れるときは、水槽の砂利やレイアウトなどを壊さないように静かに入れてあげましょう。
※ 冬場などは、水合わせ中にバケツやプラケースの中の水が冷えてしまうことがありますので、30~50W程度のオートヒーターをバケツに入れておくと冷えなくなります。
「オートヒーター50W」や「ヒーターカバー」がオススメです。
バケツがプラスチックなどで、熱による変形などが心配な方は、ヒーターカバーをオススメします。
一般的なオートヒーターは、16cm以上幅のある水槽からお使いいただけますので、一本お手元に準備しておくと便利ですよ!