皆さんこんにちわ！！
本日は、これから立ち上げる水槽をご紹介します。
お店の正面にある９０（幅）×５５（高）×６０（奥）の特注水槽を、
店長の千田がレイアウトします。
まずは空になった水槽に水槽の配管類をセットします。
結構この作業が大事です。
水流の向きやメンテナンスのしやすさなを考え配置してしいきます。
大きい水槽ともなると1時間くらいはかかります。

　　
素材は石！！
それもADAの高級石＝万・天・石です。（一度は使ってみたい石ですね！！）

普通の９０（幅）×４５（高）×４５（奥）と違い三尊石組みは少しやりにくい水槽ですね。
でも高さと奥行きがあるので山岳レイアウト風では使いやすいです。
奥行きを重視したレイアウトにはピッタリな水槽ですね！！
　
今回植栽する水草は
リシア
ヘアーグラス
ブリクサショートリーフ
ニードルリーフ・ルドウィジア
ポゴステモン・バンビエン
今回店長がレイアウトする構図は凹型構図（おつ型構図）です。
先に絵などを書いてレイアウトの構想を練る人や、その時のインスピレーションを働かせてレイアウトを創る人、それぞれですが店長は後者のレイアウターで臨機応変タイプの万能型です。

え～、ソイルをまずは薄く敷きます。石をまず軽く試し置きしてバランスを見ます。


今回は重心を右側にもって来ているので一番大きい石（親石）を右側に配置します。
反対の左側側には親石より少し小さめな石（福石）を配置します。
そこである程度バランスを見たら石を取り出し、ソイルを足していきます。
ここからレイアウトを本格的に組み上げていきます。

石を配置して角度・バランスを微調整していきます。

石の配置が決まったら水を注水します。
ここから水草の植栽です。

ソイルを厚く盛った右側の後景部分には有茎草のポゴステモン・バンビエンとニードルリーフ・ルドウィジアを植栽しました。
万天石の際の部分にはブリクサ・ショートリーフを植栽しました。
前景はヘアーグラスとリシア植栽しました。
このヘアーグラスとリシアはとても愛称が良く、ヘアーグラスが成長してランナーをだすと、リシアの上に根を下ろしリシアの浮きを防いでくれます。
これによりリシアの長期の維持が可能になります。
そして何より重厚な万天石をヘアーグラスのテープ状の葉が和らげてくれます。
とても考えられた水草の植栽です。

凹型構図の中央の部分にはリシアの道があり遠近感を演出しています。
今回、千田にレイアウトのコンセプトを尋ねたところ「草原にしたかった」と一言。
う～む！！　　 渋い！！

これからのレイアウトの展開が楽しみですね！！
興味のある方は遊びに来て下さい。