みなさんこんにちは!
アクアフォレストメンテナンス事業部の轟です!
店頭60㎝水槽をリセットしました!
今回、制作したレイアウトは往年のレイアウトスタイル、ダッチアクアリウムを取り入れてみました。
一つ一つの水草の育成をじっくり楽しめるレイアウトスタイルです。
個々の成長スピードの違い、トリミングの間隔、肥料を与えるタイミング等水草育成にどっぷりと浸ることが出来ます。
昨今は、どちらかというと構図組>水草育成なので、ここらで原点に帰って水草を純粋に楽しむレイアウトを考えてみました。
※ダッチアクアリウムとは…
ヨーロッパの花壇に見られる、幾何学模様を描くように花の色、葉の形別に植えて効果的に演出する方法を水槽に取り入れたものです。
全体に色鮮やかに、水槽から離れて見ても、それぞれの水草が主張するような雰囲気のレイアウトスタイルです。
今、日本で主流の自然を模したレイアウトでは無く、キャンパスに描いた抽象画のような人の作り出した美しさを楽しむような感じです。
構図素材を使わず、水草の植栽のみでレイアウトを形作りました。
本家、ダッチアクアリウムでは、ひな壇を作る素材として流木等を使うことが多いですが、今回は水草のみでレイアウト作ることを強調するためにあえて使いませんでした。
季節柄、後景には赤系水草を多く配植しました。
通常は全体の30%程度を赤にするとバランスが良いのですが、今回は50%程度を赤系水草にしてみました。
気泡を付ける水草代表、リシアです。
上の画像が光合成前、下が気泡を付けた状態です。
葉が見えなくなるくらい気泡が付きます。
高光量+二酸化炭素添加のある、いわゆる水草水槽の設備があれば簡単に気泡を楽しめます。
ダッチアクアリウム前景の定番、ロベリア・カージナリスです。
水上葉は紫色ですが、水中葉になるとライムグリーンになります。
トリミングではなく、差戻しで管理する必要があるので、ネイチャーアクアリウムでは使われなくなってしまいました。
丸い葉が可愛らしい、もっと評価されてもよい水草なので、しっかりキレイに茂らせて皆様に見て頂こうと思います!
底床はすべて、当店オリジナル、サンディーブライトサンドを使用しました。
水質に影響を与えない、細かな珪砂です。
全部で15キロほど使用しています。
いくつかの水草は差戻しにて管理をするので、ソイルではなく、砂にしました。
砂の場合、水草用ソイルと比べ、肥料分が少ないので一番下にパワーサンドを敷いています。
中にはソイルを使用しないと育成が難しい水草もありますが、概ね砂でも育成出来ます。
明るい色味の砂を使えば、全体の雰囲気が明るくなるので、ソイルとはまた違った印象の水景になりますよ!
制作の詳しい様子は、アクアライフ誌の企画「水草レイアウト制作ノート」にて紹介されます。
誌面に載るまでしばらくかかると思いますが、こちらも併せてお楽しみください!!
以下。水草リストです!ご参考までに。
ハイグロフィラ・ロザエネルビス
ロタラ・ハラ
プロセルピナカ・パルストリス
ニードルリーフルドウィジア
ブリクサ・ショートリーフ
ロタラ・ワイナード
バリスネリア・ナナ
ルドウィジアsp・スーパーレッド
ガイアナオワーフミリオフィラム
キューバパールグラス
アルテルナンテラ・レインキー ミニ
インディアンクラススラ
ロベリア・カージナリス
ポゴステモン・ヘルフェリー
レースプラント 細葉
ニューパールグラス
アマゾンチドメグサ
シペルス・ヘルフェリー
ニューオランダプラント
リシア
モスファーン
アクアフォレスト出張サービス
アクアフォレストではお客様のご希望に合わせ、豊富な経験と知識で様々なご要望にお答えします。
水草レイアウトの制作はもちろん、雑誌撮影や各種イベント用水槽の設置なども承ります。
水草、熱帯魚のことに関してご要望がございましたら、まずは一度ご相談ください。
ご相談、お見積りは無料です。