みなさんこんにちは!
ブログをあげた際のツイッターで
欅ファンの方からのいいねがもらえて喜んでいる
新宿店水草担当 黒澤です。
今回は8月24日作成の60㎝水草レイアウト水槽
「簡単!早い!綺麗!な水草レイアウト」についての経過報告のブログになります。
組織培養水草の成長の早さと
コケ取り生体(水槽内のお掃除屋さん)のご紹介をさせて頂ければと思います♪
レイアウト作成後にまず行うメンテナンスが水換えです。
このレイアウトは3日ごとに全水量の3分の2を水替えしてきました。
ソイルから出た養分が多量に水中を漂っているとコケの原因になるので、
お魚などの生体を入れるまでは多め早めの水替えをしています。
今回は養分の少なめのソイルを使っているので、
1週間もすれば水質も落ち着き、生体を入れ始められるでしょう。
作成後、6日目の様子がコチラです。
前景、中景草はランナーが伸び始め、
後景草はソイルが見えなくなるほどに新芽を展開し始めています。
クリプトコリネ・ウェンティトロピカも葉を放射状に広げ始めています。
後ろ側をよく見ればエキノドルス・ベスビウスも
水中葉である特徴的なねじれ葉を出し始めています。
ボルビティスもいい色をしており、問題なさそうです!
活着はまだしてませんが、はめ込んだだけなのに1度も外れることなくしっかりと育ち始めています♪
6日目にして壁面の緑コケ、糸状コケの予備軍がいたので
水換えのタイミングで取り除きました。
また、手で取り切れない部分や、今後のコケ予防の為に
お掃除屋さんの登場です!
今回は
「ミナミヌマエビ」30匹
「オトシンクルス」5匹
を投入しました。
お掃除エビは主に2種類、ヤマトヌマエビとミナミヌマエビがいますが
それぞれこんな特徴があります。
○ヤマトヌマエビ
・ダントツでお掃除能力が高い
・淡水のみでは繁殖不可
・全長5㎝を越えるものが多く、1個体ごとが大き目な印象
○ミナミヌマエビ
・お掃除能力はヤマトヌマエビの3分の1程度
・水槽内での繁殖可。特に水草レイアウト水槽では良く殖えやすい
・全長3㎝程度で小型水槽でも目立ちにくい
私は小型であることと、水槽内で殖えやすいことが見ていて楽しいのでミナミヌマエビを選びました。
お掃除能力が低いということは、コケが殖え始めてからでは対処できなくなるので
コケがほとんど無いこのタイミングで生体を投入しております。
また、エビはひげ状のコケをお掃除してくれるのに対し、
オトシンクルスは壁面などに着く茶色いコケを食べてくれます。
この茶色いコケは特に水槽立ち上げ初期のバクテリアが安定しない頃に出やすいので
エビと一緒に早めに入れておきます。
※もしもコケが無くなってお掃除屋さんの食べるものが無くなったら
お掃除屋さんにご飯をあげましょう。
コケが無くなったら2~3日に1回あげてみてください。(写真左側)
―――――作成より8日目―――――
水槽中心部分にぽっかりと穴が開いている部分があったので
水草を追加植栽します。
後景草を這って育たせることでボリュームを出すつもりでしたが
それにしても穴の面積が広かったため、
「ハイグロフィラ・ピンナティフィダ」
の組織培養を1カップ追加しました。
植えてもすぐは見栄えしませんが、他の組織培養の成長の早さを見ると
問題なくレイアウトに馴染んでくれるはずです。
たった2日間経過しただけですが、先ほどよりもクリプトコリネのボリュームは増し、
ニューラージパールのランナーはさらに伸びています。
やはり馴染んでからの水草の育ちは早いですね。
さらに組織培養だと馴染むまでが早いようなので、1週間程度でここまで生長するのでしょう。
ミナミヌマエビの抱卵個体も発見しました。
おそらく投入した時から抱卵していたのでしょうが、
生体の繁殖行動は水質が荒れていない目安の一つですのでとても嬉しくなります♪
水草の水質浄化能力は成長してこそ発揮されるので、
成長の早い組織培養水草の利点がここにもありました。
まだ1週間が経過しただけですが、
驚きの成長速度です・・・
植栽当初から比べてみました。
今のところ順調に育っています。
サンタレンドワーフニムファの後ろにあるクリプトコリネが見えなくなってしまっていますね・・・
頃合いを見て移動をさせたいと思います。
水草の成長が早く、1週間しか経ってないのに早速の経過報告ブログになってしまいましたが
ご覧頂いているみなさん、いつもありがとうございます。
みなさんのご参考になれば幸いです。
今後もこまめに経過報告するスタイルで行けるよう頑張りますので
よろしくお願い致します!
直接のご来店もお待ちしてますよ~♪
皆様のご来店を心よりお待ちしております♪