アクアリウムの世界でも大掃除シーズンがあり
年末、ゴールデンウィーク、夏休みに掃除用品が良く売れます。
まだ11月ですが以前ご紹介したお掃除用品のご紹介を再アップいたします。
まずは定番商品のプロホース
砂利クリーナーといったらまずこれ!というくらい、定番の商品です。
プッシュポンプ付きで呼び水が簡単なプロホースエクストラシリーズは
S、M、Lサイズの3サイズで展開しています。
砂利の中の汚れを取り除きながら水換えができるのでとっても便利なアイテムです。
お店の砂利水槽はこの商品で掃除することがほとんどです。
月に一度、砂を全部出してしっかりと洗っているなんてことないですよね?
砂利の洗いすぎはバクテリアが減りすぎてしまい良くないですし
なにより作業が大変なのでやめましょう!
らくらく水かえくん
16/22ホースも使うことが出来ますが一般的な水道ホースを接続して水を排出します。
大きめの水槽になるとバケツで水を運ぶのが大変なので、水場までホースを伸ばして
直接排水、直接吸水しちゃいましょう!
水槽と水場の距離が遠すぎると、水が出ないこともありますが大豪邸ならではの
悩みかと思いますのでその際はもっと強力なポンプをご紹介いたします。
続いてコケ取り商品のご紹介。コケクロス、コケクロスハーフ
紙で出来てきているみたいだけど大丈夫?って思ってしまいましが
大丈夫です!表面の凹凸が拭き取ったコケをしっかりとキャッチして
水槽外に出すことが出来ます。
柔らかい茶ゴケやうっすらと付く緑ゴケにオススメです。
手をあまり水につけたくない方向けに、柄がついたタイプもあります。
小さい水槽向けのミニタイプがよく売れています。
ビックリスポンジ、こけとりスクレイパー
これらはガラス面の固いコケを落とすのに便利な道具です。
アクアフォレストの普段のコケ取りはびっくりスポンジを使っています。
スポンジどこでも手に入りそうですが抗菌コートなどの処理がされていると
魚やエビが全滅してしまうことがあります。
間違いなく水槽内で使えるものとしてアクアメーカーが出しているものをお勧めいたします。
ちなみに、ゴミ取りとして菜箸を使ってエビが全滅してしまったという話も聞いたことがあります。
スクレイパーは固く固着したスポット上の緑ゴケの掃除にオススメです。
角の部分でコケをこすり落としましょう。
こちらの浮くりーなーシリーズは磁石の力でガラスを挟んでお掃除する商品です。
普段から水槽にくっつけておけば準備不要ですぐにコケ掃除が出来ちゃいます。
こまめに掃除をしていれば、固いコケは付きませんので普段のコケ取りはこのアイテムだけという方も居られます。
一般的なマグネットクリーナーは水槽から外れると水底に沈んでしまいますがこの商品は浮き上がってくれるので
外れてしまった時も安心です。
時間の経った頑固なコケにはこちらのプロレイザーシリーズがオススメです。
カミソリのような刃がついているので、力を入れなくてもサッとコケを落とせます。
砂利とガラスの境目部分のコケも取れるのでかなり使い勝手が良いアイテムです。
少しお値段が高めですが、買って後悔したという話は聞きません。
ステンレスブレードでもう少しリーズナブルなアイテムとしてはプロスクレイパー2ショートです。
柄が短く小回りが利くのが特徴です。
3種類のブレードが用意されていますがガラス水槽では黄色のブレードを使ってください。
交換ブレードも在庫しておりますので、一緒に用意しておくと安心です。
プロピッカーとプロブラッシュは岩や流木についた髭苔を落とすツールです。
プロピッカーは流木についた黒ひげゴケに抜群の効果があります。
黒ひげゴケはフサフサした部分だけとってもすぐに生えてきてしまいますが、プロピッカーは流木の表面ごと削り落とすので
コケの根の部分まで取ることが出来ます。
プロブラッシュは石についたひげゴケをワイヤーブラシで擦って削り落とします。
店内の展示水槽やメンテンナス先でも大活躍してくれるブラシです。
同じような材質のブラシはありそうでないので専用品を使うことをお勧めします。
水槽のリセット時には砂利やソイルをすくう必要があります。
水切りスリットがあり砂利だけを掬うことが出来ますし、先が平たくなっているので
最後まで砂利を取り出せます。
お店では真ん中の青い砂利スコップを使うことが多いです。
アクアワイパー、クリスタルポリッシュ
左側のアクアワイパーはウェットティッシュタイプで、水槽の内側にも外側にも使えるすぐれものです。
水槽の外側も意外と汚れているので掃除をした後は、透明感が違って見えると思います。
右側のクリスタルポリッシュは水位線の白い固着汚れを取ってくれるアイテムです。
細かい水研ぎヤスリと思っていただければよいと思います。
一般的なヤスリはガラス面が傷だらけになってしまいますのでご注意ください。
本当に驚くほどよく落ちるので、白い汚れに悩まされている方はぜひ一度お試しください!
水槽が割れてしまったときはどうにもできませんが、シリコン剥離による水漏れ補修に
水槽用シリコンも在庫しております。
素材同士の固定にもシリコンは活躍するので一つ持っておくといざという時に便利です。
洗面所用のシリコンには防カビ材が入っているので生体に悪影響がありますので使わないでください。
外掛けフィルターのパイプやシャワーパイプやインペラーの掃除に役立つのはサイズ違いのブラシセットです。
パイプ関係の掃除をしてあげるだけで流量が戻ることがありますので大掃除の際はしっかりと掃除しましょう。
エーハイムのホースを掃除するらなこの商品がオススメです。
腰の強いスプリングブラシでホース内をしっかりと洗浄できます。
このブラシで擦っても綺麗にならない時はホースの交換時期です。
固くなりすぎて指で潰づらくなっている時もホースは交換しましょう!(2年ぐらいで交換)
お掃除に欠かせないのがバケツですね。
新宿駅付近でバケツを売っている数少ないショップだと思います(笑)
ただし、普通の丸バケツではなくお水を注ぐために作られているバケツなので
アクアリウムに最適です。
水足しに特化したロングノズルタイプのバケツです。
ベタやメダカの水槽を複数本管理している方にオススメです。
お水をこぼすことなく水が足せるだけでかなり効率が上がると思います。
取っ手が広めにつくってあり握りやすく、底面には手をかける部分が作られています。
水を注ぐことに特化したバケツはやはり使いやすいです。
容量は3リットルなので女性でも持てる重さだと思います
多機能な便利バケツは8リットルタイプです。
注ぎ口があり水がこぼれづらいのは当たり前で
左の肉抜きされている部分はタオル掛けとしてお使いください。
右↑の丸いのはプロホースなどのホースを固定するパーツです。
魚の水合わせホースなどもこれで固定するとスッキリします。
半透明なので横からも魚の状態が確認できますし、水の容量メモリも
読みやすいです。
10.5リットルタイプはグリーンとピンクがあります。
この容量だと水も重くなるので取っては丸く握りやすい形状になっています。
容器もしっかりしていて水を入れても不安な感じがしません。
廉価なバケツだと水を入れすぎると取っ手が取れてしまったり、グラグラするのが
ありますのでお気を付けください。
後ろ側には指をかける部分もありますので、たくさん水が入っていて重くても安定した状態で
水足しが出来ます。
大きめの水槽があるとこのぐらいのバケツが必要になってくると思います。
水槽や用途に合わせてバケツ選びをしてみてください。
色々とお掃除道具をご紹介しましたが、水槽のサイズや飼育スタイルで
必要な道具が変わってきます。
使い方のコツもありますのでお店で相談しながら掃除道具を選んでみてください。
水槽の状態や使っている飼育器具が分かるようにスマホで写真を撮ってきていただけると
より話が進めやすいと思います。
ご来店をお待ちしております。