皆様、こんにちは!
オールラウンダーのチャン・キタイこときたいです。
修行で山籠もりしていたので久々のブログ更新となります。
という冗談は置いといて・・・?
最近暖かい日が増えてきたので、
今回はこれから夏にかけてがシーズンのオカヤドカリのレイアウトと簡単な飼い方を
ご紹介したいと思います。
オカヤドカリはご存知の方も多いかと思いますが、陸生のヤドカリで
海岸近くの森林などに生息しています。
ヤシガニに近い仲間で、幼生時は海中で過ごし、大人になると陸に上がります。
意外かもしれませんが、実は天然記念物で日本の沖縄や小笠原諸島などに分布しています。
沖縄には数多く生息していて専門業者が一定期間、一定量だけ捕ることが許されており、
天然記念物でありながら飼育ができる生き物となっています。
それでは早速
オカヤドカリに適したレイアウトからご紹介します!
底床
底床は粒の細かい砂や、オカヤドカリマットがオススメです。
彼らは底床に潜って脱皮するので、ヤドカリが潜れる位の厚さに敷きましょう。
サンゴ砂やカラフルな砂を使いたい場合は、タッパーや鉢にヤドカリマットを入れたものを
一緒に入れてあげると良いと思います。
臭いが気になる方は、オカヤドカリ専用のマットがオススメですよ!
今回作成したレイアウトでは、サンディブライトと流木を使いました。
脱皮ゾーン以外は砂を薄く敷くとメンテナンスしやすいです?レイアウト素材
素材は石や流木を使います。
オカヤドカリは木に登るのも大好きなので、ガジュマルの木を囲むように
流木を配置しました。
水草やコケは齧ったり、切り刻んでしまうのでヤドカリのレイアウトには不向きです。
レイアウトに植物を使う場合は、ガジュマルのように丈夫で葉が硬い観葉植物が
オススメです!
※それでも多少は齧られるので傷んでしまったら新しいものに交換しましょう。
そして流木や植物を入れるときは写真のように壁面に枝や葉の先端が
触れないようにするのがポイントです!
なぜなら彼らは脱走が得意で枝を伝って脱走することもあるからです。
もちろんフタもお忘れなく!
飲み水とミネラルも入れます。
※ミネラルはオカヤドカリ専用のものを使いましょう。
ヤドカリが水分補給や水浴び、ミネラル補給できるようにします。
ここでもポイントがあります!
エサ皿が深いときは写真のようにエサ皿に流木の枝が掛かるように置きます。
または、お皿を砂に埋めて段差を無くします。
オカヤドカリは深いエサ皿を上ることが苦手で、
エサ皿から出られなくなったり、水に溺れてしまうこともあるからです。(なんと不器用な・・・)
器材もレイアウトもシンプルで揃えやすいですね✨
では、ここでヤドカリさんを投入です。
オカヤドカリのレイアウトの完成です!
このレイアウトにはまだ入れていませんが、お引越し用の貝殻も入れてあげると良いです。
早速、流木に登ってくれました!
何か考え事をしているようで可愛らしいですね?
日常のお世話は以下です!
・できれば飲み水は毎日新しいものに交換しましょう。
・エサは1~3日に1回、夕方~夜に与えましょう。
・エサの食べ残しは翌朝には取り除きましょう。
・底床は適度に湿らせましょう。(カサカサにならないように)
・砂は1-2週間に1回は洗い、マットの場合は1ヵ月~2ヶ月に1度
新しいものに交換しましょう。
・寒いのが苦手なので20℃を下回ったらパネルヒーター等で保温しましょう。
・夏場の暑さには強いのですが蒸れないように気を付けましょう。
※沖縄は暑くてもカラッとしてますからね。
オカヤドカリは意外と簡単に飼えるんです!
お子様の夏休みの自由研究(観察)にもうってつけですよ?
楽しいオカヤドカリライフを始めてみませんか?
当店でもヤドカリさんをたくさん在庫しています♪
それでは、皆様のご来店お待ちしております!!