展示水槽のコトブキ社レグラスR450水槽の製作をご紹介いたします。
この展示水槽は
水槽 コトブキ社レグラスR450 45×30×32センチ
ライト ADA社アクアスカイG401
フィルター エーハイム社アクアコンパクト2005
底床 ADA社アマゾニアVer.2 9L
を使って製作しました。
下準備としてフィルターのろ材をパワーハウスにチェンジします。
ろ過能力の安定は水槽管理に欠かせません。
店内の展示水槽はほぼパワーハウスのろ材に代えて管理しています。
そして、今回の青龍石レイアウトの一番の問題は石による高度の上昇!
硬度が高いと水草の育ちが悪くなってしまいます。
硬度の低下が期待できるソイルを使っていますが、石をたくさん使う予定なので
もう一つろ材を追加します。
硬度を下げてくれるろ材「リバース ソフト」1496円
白い粒々が硬度の原因であるカルシウムを吸着してくれます。
カルシウムと言ったら骨の素となる物質ですね。
骨が白いように、白い石にはカルシウム分が含まれていることが多いです。
リバースを使うことにより水草の育成障害が起きないことを祈ります。
ちなみにリバースはアンモニア、亜硝酸、硝酸塩対策にも効果があるので
セット初期には重宝します。
今回は純正ろ材を外して2種類の社外ろ材を使いました。
フィルターのろ材構成は
一番上が白いウールマット
2番目はリバースソフト
3番目がメインのパワーハウスが1L
一番下が青い粗目スポンジ
です。
ソイルも硬度の低下が期待できるアマゾニアVer.2を9L使用。
まずは6割ぐらいを水槽に入れて石を配置しました。
残りは石の高さ調整に使いながら
最終的に全部使いました。
レイアウトの土台を作ってみました。
複雑な組み方はせずに石を置いただけのレイアウトです。
大きめの石を使い迫力ある印象を目指しましたがいかがでしょうか?
使用した石は19180円分です。
石の予算が多い分、水草の使用量は少なめになると思います。
右後ろの石は背が足らなかったので土台となる石を置いて
その上にメインの石を乗せました。
土台になる石は上の石の底面と形が合わさるものを探して
使ったのである程度安定しています。
右後ろの石は平べったい石なので
こちらも土台となる石を置いてあります。
上から見るとこんな感じです。
後列真ん中の石が小さめなので水草を植えたら
隠れてしまわないか少し心配です。
水草のトリミングで存在感を消さないように
注意しようと思います。
アマゾニアVer.2に付属されている栄養素もピンセットを使って
底床内に埋め込みました。
水草が元気に育ってくれることを期待しています!
今回は本格的な底床栄養素のパワーサンドを使わないので
液体肥料で養分を補給させていく予定です。
そして、水草も植え込みました。
まだまだ石の印象が強いですが、水草が
育ってくれば雰囲気が変わると思います。
前景草はニューラージパールグラスを使用しました。
緑の絨毯になることを期待して育てていこうと思います。
水を入れてから4日目にpHを計ると7.6ありました。
青龍石を多く入れたため、、水草水槽にしてはちょっと高いですね。
水替えの頻度や調整剤などを使って、もう少しpHを下げて管理します。
状態が安定したら管理法などをお伝えしたいなと考えております。
店頭に展示中なのでぜひ見に来てくださいね~