26℃前後を好む熱帯魚は寒いのが苦手です!
水温が低いと活性が落ち免疫も下がり病気になってしまうこともあります。
水温計のチェックとヒーターの通電確認をしましょう。
今年の取り扱いおすすめヒーターをご紹介いたしますのでヒーター選びの参考にしてください。
ちなみに、パッケージにかかれている適合水量は、室温が15度で一定に保たれているのが
前提なので一般的な使用状況と少し乖離があります。
車のカタログ燃費のように好条件がそろったうえでの最大値とお考え下さい。
【お手軽タイプ】
まずは、お手軽なオートヒーターです。
オートヒーターは26度にセットされているヒーターで水槽に設置してから
コンセントを差し込むだけでOKのお手軽ヒーターです。
温度が下がったらヒーターが稼働して26度まで温度を上げてくれますので
水槽管理者が何もすることなく26度に保たれます。
代表的なのがエヴァリス社のプリセットオートヒーターARシリーズですね。
プリセットオートAR50W 5~15Lにおすすめ 3377円
プリセットオートAR80W 15~25Lにおすすめ 4070円
プリセットオートAR100W 15~35Lにおすすめ 4500円
プリセットオートAR150W 30~45Lにおすすめ 5233円
プリセットオートAR200W 50~70Lにおすすめ 5610円
ヒーターカバーで全面が覆われているのでお魚の火傷の心配が少ないですね。
裏面を確認するとキスゴムが4個ついています。
通常は2か所ぐらいのキスゴム止めですが倍の4個の固定なので
そうそう外れることはありません。
逆に外そうとすると固くて外しにくいぐらいです。
ベタなどの小型水槽はコチラのプリセットオートヒーターシリーズ
プリセットオートヒーター15ST (15W) ~3Lにおすすめ 2768円
プリセットオートヒーター15ベタ用(15W) ~2Lにおすすめ 2768円
STタイプより設定温度が高くなっており、やや高水温を好むベタに最適です。
15Wで発熱量が同じなので適合水量を少し小さめ考えた方が良いです。
プリセットオートヒーター20W ~5Lにおすすめ 2928円
プリセットオートヒーター40W ~8Lにおすすめ 4180円
ちなみに、適正なオートヒーターを使っていて温度が上がりきらないというときは
水流不足を疑ってみてください。
ヒーターの周りだけ温まってしまった場合に起こりやすいので
ヒーター設置位置を変えたりフィルターの水流などを考えてみてください。
【調節できる一体型】
ダイヤルで設定温度を決められるタイプもご紹介します。
ベタなどの高水温を好む魚を飼育するときや、エビやウーパールーパーなど
低水温を好む生き物を飼育する時は、温度調節ができる方が良いです。
また、白点病などの治療で温度をあげたいと思ったときにも便利ですね。
パッケージの図を見て頂くと分かりやすいと思いますがヒーターの過熱部と
コンセントの間に温度調節コントローラーが付くタイプです。
このタイプをセンサー一体型温度調節ヒーターと呼びます。
エヴァリス社のダイヤルブリッジが代表的な機種です。
ダイヤルブリッジR30AF ~7Lにおすすめ 5079円
ダイヤルブリッジR50AF 10~15Lにおすすめ 5091円
ダイヤルブリッジR75AF 15~25Lにおすすめ 5582円
ダイヤルブリッジR100AF 25~40Lにおすすめ 5797円
ダイヤルブリッジR150AF 30~55におすすめ 6065円
ダイヤルブリッジR200AF 50~70におすすめ 6417円
ダイヤルブリッジシリーズはRタイプになり縦横どちらの向きにも設置しることが出来るようになりました。
水槽に入るのが画像にある温度センサー内蔵のヒーター部分のみになります。
比較的コンパクトで温度調節も出来るので小型水槽に人気ですね。
ただし、ヒーター部分が壊れてしまった時は製品丸ごと買い替えになります。
【一番高性能で将来的な経済性あり】
続いてヒーター分離型温度調節ヒーターです。
機能で言うとこのタイプが一番オススメです。
加熱部と温度を感知するセンサー部を別々にすることで
正確な温度コントロールが出来ます。
お店の水槽もこのタイプを使うことが多いですね。
消耗品であるヒーター部分のみを交換することが出来るので
経済的でもあります。
代表的なのはエヴァリス社のNXシリーズです。
設定温度幅も15度~35度と広く、金魚からドクターフィッシュまでOKです。
設定幅を広くしてしまうと精度が落ちてしまうそうですが
この商品は精度が高いまま設定を広げることに成功したそうです。
マイクロセーフパワープラスNX100 7122円
マイクロセーフパワープラスNX150 7529円
マイクロセーフパワープラスNX100 7838円
ちなみに、今回ご紹介したヒーターは火災予防のため温度ヒューズが内蔵されています。
ヒーターが水上に露出した際に表面温度が400度以上になるとヒューズが飛んで
通電がストップする構造になっています。
万が一の時に火事の予防になりますのでヒューズ付きの物を選びましょう。
キスゴムなど消耗品もパーツも在庫がございますのでご安心ください。
ついにエヴァリス社のホームページが出来ました。
やや古い感じではありますが全商品を確認できます。
https://www.everes.co.jp/
小型の瓶などで管理している場合はパネルヒーターがあります。
爬虫類用として販売されているものなので、水濡れには十分注意してご使用ください。
パネルヒーターは熱量が少ないので、室温も少し上げて
管理した方が上手くいくと思います。
温度調節タイプなので、水温計を見ながら出力調整をしてください。
気温の変動しやすい時期なので、早めに準備して生体にストレスを与えないように管理しましょう!
ヒーター選びのご相談はご来店のうえ器具コーナーのスタッフにお声掛け下さい。
事前にお持ちの水槽の水量を調べて頂けるとスムーズにご紹介できると思います。
ご来店をお待ちしております。