みなさんこんにちは!
アクアフォレストメンテナンス事業部の轟です!
水草展2017へ向けて新宿店にて新しいレイアウトを作りました!
今回は4方向から見て楽しめるレイアウトを考えました。
溶岩石を積み上げて洞窟のような形を作り、底の水中ライトを仕込んで、まるで水晶が輝いているような雰囲気を目指しましたよ!
実物を直接見て頂いて楽しんで頂けるよう考えましたので、ぜひ会場でご覧頂ければと思います!
搬入までは新宿店の店頭にて展示しておりますのでご来店の際はちらっと見てみてください。
※水草展とは。。。
水草展2017
2011年より、2年に一度、筑波実験植物園にて開催されている水草に焦点を当てたイベントです。
いつものアクアリウムイベントはエンターテイメント色が強いですが、このイベントは学術的に水草にアプローチしている点が大きな特徴です。
学術的と言うと堅苦しいですが、綺麗な水草水槽も多数展示されるのでレイアウト派の人も楽しめるイベントです。
いつもと違う視点から水草を見てみると、また新たなレイアウトのイメージが湧くかも!?
それでは、制作風景をご紹介していきます!
↓の画像はあるい程度仮組をしたところです。
溶岩石は表面がざらざらしているので、積み上げるやり方に向いている石だと思います。
中央の白い棒が水中ライトです。LEDになってスリム&小型化されてさらに使いやすくなりました。
ただ積み上げただけだと動かすと崩れてしまうので、シリコンで固定します。
(店舗からつくばの会場まで移動します)
黒っぽい溶岩石なのでシリコンもブラックをチョイス。
シリコンは防カビ剤等が含まれていると、生き物に悪影響が出るので、成分をよくチェックしてお買い求め下さい!
ホームセンター等にたくさんあるかと思います。
乾燥するのに1日程度かかるので、接着面がずれないよう注意しながら乾燥を待ちます。
石がくっついたら、洞窟部分を仕上げます。
ただライトを点灯させても、面白くないので、透明な石?でライトの上を覆います。
ここで一度、ライトを点灯させてチェック
うむ。
しっかり光が拡散さている。
ところで、この氷砂糖のような石の正式名称はなんなんでしょう。
百均にてクラッシュアイスの名前で販売されているのを見たことがありますが、なんて言うんですかね??
今回、使用したのは数年前にハンズにて買ったものを使用しました。
大まかな骨組みが組みあがったところで、今度は水草を入れていきます。
今回は活着をする水草をメインにレイアウトしようと思います!
※活着とは。。。
土に根を張らず、石や流木等の表面がザラザラしたものにくっつくこと
主にシダ類やコケ類、アヌビアスの仲間が活着することで有名です
小さめの溶岩石に巻いて、石の隙間に挟み込むように配置していきます。
定番の活着系水草は落ち着いた色合いの種類が多いので、どうしても雰囲気が暗くなりがちです。
そこで、活着はしませんが、石に巻いても育てることができる、他の水草も組み合わせていきます。
↓はパールグラス、アンブレラプラント、オーストラリアンクローバー、ウィロモスを一緒に巻いたものです。
複数種混ぜることで、各水草の生長にバラつきがでて自然な雰囲気になります。
巻き方は↓の動画を参考にしてください!
オークロボールの作り方
植物には根を張らないと成長しないイメージがありますが、しっかりと体を固定してあげて動かないようにすると根を土に下さなくても調子良く成長させることが出来ます。
「動かない」これが大事みたいです。
コケは最近流行りの接着剤を使って張っていきます。
これはもー本当に便利!
付けたいところにささっと張るだけ!!
特に今回の石組のように入り組んだところが多い場合は、自由にコケを付けることが難しかったので、ストレスが大きく減りました。
今まで出来なかったことが出来るようになって嬉しく思います。
ちなみに、プレミアムモスとウォーターフェザーを使用しました。
この2種は特に接着剤向きだと思いますので、皆様もぜひレイアウトにご活用ください!
今回はニューラージパールグラスは石の間に挟むだけにしてみました。
こいつも植えなくても育つ優秀な前景草です。
垂れ下がるように成長するので、石の合間に丁度良い水草です。
活着系のみでレイアウトしようと思いましたが、砂地をみたらウォーターローンを植えたくなっちゃっいました。
こいつは細かな砂に植えた方が育てやすかったりしますので、導入をお考えの方はぜひ細かな砂に植えてみてください!
PIXY製ピクシーサンドがオススメです。
これで完成!
裏からも見れるようにしましたが、場所の関係で正面からしか写真が取れません(笑)
4方向からはぜひ水草展の会場にてご覧下さい!
皆様のご来場をお待ちしております!
アクアフォレスト出張サービス
アクアフォレストではお客様のご希望に合わせ、豊富な経験と知識で様々なご要望にお答えします。
水草レイアウトの制作はもちろん、雑誌撮影や各種イベント用水槽の設置なども承ります。
水草、熱帯魚のことに関してご要望がございましたら、まずは一度ご相談ください。
ご相談、お見積りは無料です。