水草をトリミングするハサミってどれを買えばよいですか?
という質問をよく受けるのでざっくりと説明したいと思います。
用途に応じで色々な種類のハサミを使い分けるのですが
今回は前景をトリミングするハサミについて比べて見ます。
上段:終売したDo!aquaトリミングハサミ ロングタイプ 75.6g 23センチ 3000円ぐらい
中段:ADA プロシザースウェーブ 56.5g 20.5センチ 11000円
下段:PIXY セパレーションプラントシザーロング 20センチ 67g 5073円
長さは大体同じぐらいでカーブタイプのハサミです。
重さは結構違います。
この重さは長時間使っていると疲れ方が変わってきます。
刃の開きを比べてみましょう。
赤いペンで指しているところが、葉の交差点です。
かなり開きが違うのがわかるでしょうか?
葉の開きでトリミングできる面積が大きく変わるので
とても重要です。
開きが大きいほどトリミング効率が良いので、小型水槽以外は
大きいものを選びましょう。作業時間が大きく変わります。
細かい作業も葉先でできますので、大は小を兼ねます。
次はカーブの作用をチェックします。
上段のDo!aquaのハサミは角度も小さく、長さがあるので
ちょっと使いにくい感じです。
重さもあり長く作業をするには向いていなと感じました。
ADAプロシザースウェーブは2段カーブで手首角度が一番楽なハサミでした。
小型水槽でも取り回しがよく、使いやすと感じました。
ハサミの軽さも相まって一番疲れにくいハサミだと思います。
葉が一番開くPIXYセパレーションプラントシザーロングは前景の絨毯をザックザックと
切進んでいくのに一番適しているハサミでした。
豪快にトリミングできるので、作業効率が良く出番の多いハサミだと思います。
細かい作業もある程度こなせますが、ショートタイプもあるとさらに便利だと思います。
初めの一本はこのハサミがおすすめですね。
お値段が違う3本を比べて見ましたが一長一短あり面白いですね。
値段が真ん中のPIXYセパレーションシザーが値段の機能のバランスがとれていて
オススメしやすいと思いました。
ADAのウェーブは軽くて、よく切れて、疲れないとても良いハサミでした。
ダブルカーブのかっこいい形と所有感で一番欲しいのはこれだったりします。
予算や特徴を吟味していただき、納得できるハサミを見つけてくださいね。
店頭で触れるサンプルも用意してありますので、スタッフにお声掛けくださいね。
どちらも欲しくなったら、両方買うのもありですよ!
ちゃんと使い分けできるので、無駄にはなりません!