皆さん、こんにちは!
新宿店水草担当の黒澤です。
今回は店頭のレイアウト水槽の経過報告です♪
(前回のトリミングの様子はコチラ)
その後、齋藤飛鳥さんに会うことは2度とありませんでした・・・
さて、3回目の全体トリミングは10月30日に行いました。
トリミング前はこちらです。
中心にある「ハイグロフィラ・ピンナティフィダ」が
勢いよく育ち、ボリューム感やインパクトのあるレイアウトになっています。
右側の中景にある「サンタレンドワーフニムファ」も水中感の演出に最高な浮き葉が出ています!
このニムファは小型種として前景で使われることが多いので浮き葉を出している姿は
あまり見かけないですが、やはり水の揺らめきを感じられて綺麗なものですね♪
浮き葉は光源にも近くなるため、葉の赤味も上がっています!
個人的な推しは写真中央やや下にある「エキノドルス・テネルス」ですね!
流木の下にある為、光が直接当たらず色が飛んでいないので
濃い緑がとても綺麗です。
ランナーでランダムに新芽を展開するので雑草感、よく言えば自然感。(笑)を出せるのが
この草の魅力ですね。
最近は様々な種類の前景草が出たり、雑草感ゆえの特徴の無さがあだとなり
数多ある水草の中に埋もれてしまっているのが残念です。
見逃しがちだけど優秀な水草はまだまだあるはずなので、皆さんもぜひ探してみてください♪
そんなこんなでトリミング後がコチラです。
後景草は斜めのラインを意識してザクザクとトリミング。
「ベトナムゴマノハグサ」は伸びすぎて「ニューラージパールグラス」を覆ってしまっていたので、影のできないようしかっりトリミング。
横から見ると「どこが頂点でどこに向かってライン取りをしているか」
というのがより分かりやすくなっている気がするのですが、
いかがでしょう・・・
より詳しく知りたい場合はぜひ店頭にて黒澤をつかまえてください(笑)
こちらはADAの組織培養から育てている「ボルビティス・ヒュデロッティー」です。
組織培養は子株が数多く詰まっているのが魅力の1つなのですが、
さすがに子株からですと成長も遅いですね。
成長が遅いというよりは大きな葉を出すまでの期間が長いという所でしょうか。
水質に適応し始めたら新芽を出すペースは本来の株と同じ早さですから、
36㎝前後の小型水槽で本領を発揮できそうです!
「クリプトコリネ・ウェンティトロピカ」は外側の葉と大ぶりに育ってしまっている葉を1枚ずつ丁寧にトリミングしました。
葉の縁のウェーブや表面に浮き出ている斑がかなりかっこよく育っています!
この草に限らず、その草「らしさ」を感じさせる姿は何度見ても美しいものです。
またその姿を引き出せた達成感は格別ですね!
お魚の様に動きは無いけれど
生きている、元気に育っている、いきいきしている
それを実感できる瞬間はたまらなく幸せです。
前面のガラスに当たっている「ニューラージパールグラス」も
一直線になるようトリミングしました。
「ウィローモス」も伸び過ぎると下側の葉が枯れ、活着が取れてしまうので
きちんと刈っています。
中央やや左側にあった中景草の「エキノドルス・ベスビウス」も高さが出て過ぎていたので
短くトリミングしました。
これで後はそれぞれの水草の成長を待ち、形を整えるようトリミングをして
完成する予定です!
是非ご来店いただき、目線を水槽に合わせてごゆっくり観察してください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております♪