新宿

【新宿店】ミジンコの増やし方

ミジンコ(980円)やゾウリムシ(980円)が稚魚のエサとして定番にりつつあります。
熱心なメダカユーザーさんが遠方から買いに来ていただくことも多く
ありがたい反響です。
初めの頃はゾウリムシの方が販売数が少なかったのですが
最近はほぼ同じ数か売れております。
メダカの稚魚エサとして好評頂いております。

今日は週刊セール中のミジンコの殖やし方をご紹介したいと思います。

まずはミジンコとミジンコぱくぱくを購入してください。

飼育容器はバケツでもなんでも良いのですが
今回は麦茶を作る容器で飼育してみたいと思います。

 

水道水に中和剤を入れた水を容器の半分ぐらいまで入れます。   

そこに販売しているミジンコをお水ごと入れてください。
この時期は水道水も温かいので温度合わせや水合わせなどはしませんでした。
いきなりドバァーっといれても問題ないと思います。
水を換えたときにもみられる行動で、環境が変わると水底に潜ってあまり動き回りません。

 

早速ですがエサの準備をしましょう。
ミジンコは餌切れに弱いので1日に2回エサを与えた方が良いです。
ミジンコぱくぱくの中はこんな感じの植物質のエサが
粉状になっています。

よく混ぜるには小さめの蓋つき容器があると便利です。
この容器にエサと飼育水を入れてかき混ぜます。

餌の量はこのぐらい与えましょう。
餌一袋で何ヶ月分も入っています。

 

コショウのように細かい粉末なので、水に浮いてしまいます。
蓋をしてしっかりとかき混ぜましょう。
シェイクシェイクしてダマが出来ないようしっかり混ぜてください。

 

あとはスポイトで容器に入れてかき混ぜます。
※ミジンコは浮遊しているエサが好きなので、水底に沈んでしまった
餌をあまり食べません。

 

入れ方などは特になく適当に入れればOKです。
忘れずに与えることが大切です。

容器がなんとなく緑色になっていたらそれでOKです。
翌日には水が透明になっているので再度餌を与えてください。

 

 

水底の澱が気になる時は大き目のスポイトがあると便利ですね。
残り餌や死骸などで必ず水底に汚れが貯まりますが無理に取らなくても大丈夫です。
※ちなみにミジンコは20日ぐらいの寿命でしょっちゅう脱皮します。

 

水換えは週に一度全部交換します。
まずミジンコボトルを流しに持っていき餌を与えて15分ぐらい待ちましょう。
餌を食べにミジンコは水面に集まっているはずです。
ボトルを持ち上げると驚いたミジンコは水底に向かって逃げていきますので
焦らず時間をかけすぎないようにミジンコボトルの水を捨てながら
微生物ネットを使ってミジンコを捕まえます。
水底の澱がネットに入ると網が詰まってしまいます。
ミジンコボトルの8割ぐらいの水を濾したらあとは捨ててしましょう。
新しく中和した水または魚の飼育水をボトルに入れミジンコを放って
再度餌を与えてください。
初日は水底に溜まっていますが翌日から水面に上がってくるようになります。


何週間かすればかなりの数まで増やすことが出来ると思います。
急いで増やしたい方は何袋か買ってスタートすると繁殖が早いです。
光に集まる習性がありますので、懐中電灯で照らしてみると面白いですよ。
段々と愛着がわいてきてしまいますが、増えすぎると急に壊滅的な死に方をしますので
増えてきたら容器を分けて密度が高くなりすぎないようにしてあげてください。

夏休みの自由研究の題材としても面白いと思います。

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