こんにちは。生体担当の本田です。
新しく作成しました展示水槽のご紹介です
今回作成した水槽のテーマは「コリドラスを飼うための水槽」
ガッツリ水草水槽!というのではなく、CO2なしでメンテナンスも簡単に出来る水槽となっています。
それでは、使用した用品の紹介です。
水槽:GEXグラステリアBZ450スリム
ライト:水作スマートLEDライトA420
フィルター:テトラオートワンタッチフィルターAT30
追加ろ材:カスタムインソフト50
ヒーター:エヴァリスオート100W
砂:サンディブライト
この水槽のレイアウトのメインの流木はこちらの枝状流木4本を合わせています。
流木の隙間からコリドラスが出入りしたり顔をのぞかせている姿をイメージして、枝に動きがある様な流木から組み合わせたときの大きさや、浮かせるための足になる部分のことも意識して選んでみました。
一度水槽から取り出し仮組みの形になるように写真のようにビニタイで固定していきます。
一つの流木で完結できるものがあれば簡単ですが、枝が少なかったり大きさが合わないことがほとんどなので
水槽の大きさに合わせて組んでいただけると水槽に合ったものに仕上がります。
特に、同じような質感、色のものから組み合わせていただけると自然な雰囲気になります。
流木が完成したら、水草の巻き付けを行います。
今回使用した水草は…
アヌビアスナナ
ボルビディスヒュディロッディー
ミクロソリウムプテロプスナロー
ウィローモス
南米ウィローモス
タイニムファ
になります。
活着系、モスの順に巻いていきます。
水草でボリュームを出したかったので後ろ側左右にボルビディス、ミクロソリウム
ところどころの流木のつなぎ目、切り株等の不自然に見えてしまうところは隠すようにナナやモスをビニタイで固定しました。
今回は使用しませんでしたが、ボンドタイプのクイックジェルという商品もございます。
活着系水草ではありませんが、タイニムファも球根を流木に固定しています。
葉を展開してくれるのは、球根の栄養がなくなる前までですが貴重な赤の色味を出してくれます。
流木のレイアウトが完成したら、後は沈めるだけで完成です。
現在、作成から1ヵ月で手直し及び、水草の追加を行いました
圧迫感のあったナナを取り外しナナミニに変更、ボルビディスを若干前の位置に付け替えました。
水上から出ている流木部分には、細く切ったハイグロロンを巻きその上から南米ウィローモスを巻き付けました。
ハイグロロンは、パルダリウム、テラリウムで使用する吸水、保水能力に優れたナイロンファイバーシートです。
詳しい記事もございますのでこちらもどうぞ。
普段の水槽の管理はとても簡単です。
まずは、フィルターやヒーターのコンセントを抜いてから流木を取り出します。
全ての水草が流木に固定されているので、流木を取り出せば水槽に残るのはヒーター、砂、お魚のみになります。
↑掃除直前の水槽です。
コケ取りをしてから、低床クリーナーを使用して砂を綺麗にしながら水替えをして、流木を戻していただけるだけで簡単に掃除が出来ます。
お魚は、コリドラスアドルフォイ、ステルバイ、グァポレ、レティキュラータ
コケ取り生体として、ヤマトヌマエビ、オトシンネグロを入れています。
流木の下がトンネルになっているので、そこから見えるコリドラスの姿もかわいいですね。
水草水槽だけではなく、お魚メインで水草をやるのも楽しいと思いますよ(^_-)-☆
こちらのレイアウトで使用したものと同じ種類の流木もまだまだ在庫がございます。
作成も管理も簡単な水槽ですので、是非参考にしてください!
わからない点がございましたら店頭にてスタッフにお声掛け下さい。