みなさんこんにちは！
アクアフォレストメンテナンス事業部の轟です！

新宿店店頭の120cm水槽をリセットしました。

空の状態から順に制作過程をご紹介していきますので、興味のある方はぜひ見てみてください！

・水槽 120cm×45㎝×50cm（H）
・ろ過 エーハイム 2217、ADA ES-1200
・照明 ADAソーラーRGB 2台
・CO2 大型ボンベにて1秒/5滴

前日に空の状態までしておいたので、朝から作り始めます。

フィルター配管は前回から引き続き、底面に直結して使いますよ。

パイプも前回と同様「呼び径13Φの塩ビパイプ」です。

まずは空の水槽使って外掛けフィルターの台座とします。

完成形はこんな感じ。

中にADAミストフローをセットして「霧」が出るようにします。

霧発生器の弱点は水位に霧発生量が左右されてしまう事。

外掛けフィルターの中なら水位が常に一定なので、出る霧の量も「一定」という訳です。

ちなみにフタを切り欠いて外部フィルターからの排水が中に入るようにしましたよ。

純正のポンプは邪魔なので外しました。

外掛けフィルターを仮置きしてみました。

大丈夫そうなのでこのまま作業を進めます。

毎度おなじみ、底上げ用の軽石をまずはセット。

ここから構図素材を組んでいきます。

流木を仮置きします。

今回は左奥に霧発生器の仕掛けがあるので、見切れてしまうと見苦しいです。

そこで、左側に重心のある「三角構図」にしました。

続いて石を入れていきます。

「木化石」にしてみました。

平たい質感を活かして「階段状」に組んでいきます。

この石は硬いのでガラス面にぶつけないように注意したほうが良いですよ。

簡単にガラス面が傷が付きます。

少しづつバランスを見ながら追加していきます。

ツルッと滑ってしまうと大惨事なのでここは慎重に作業を進めます。

これ以上は底床を入れて安定させないと積めないので、次の工程へ進みます。

木化石の間に小さな川石を詰めていきます。

• 土留め
• 自然感の演出

この2点が狙いです。

以前は土留めにウールマットを使う事が多かったのですが、今回使用したようなサイズ感の砂利（10㎜～15㎜）なら土留めの役割も十分にこなせるのでウールマットは使わなくなりました。

見栄えも砂利だけのほうが良いですし。

砂利を入れ終えたらソイルを入れていきます。

今回は店内で余っていたソイル

• プラチナソイル
• アクアソイル・アマゾニア
• アクアソイル・アマゾニアライト
• 謎のソイルその①
• 謎のソイルその②

を混ぜて使いましたよ。

謎のソイルは袋を詰め替えた結果、なにか分からなくなってしまったソイルです。

ソイルを入れたら、再度、石を積む作業へ戻ります。

そしてもう一度同じ作業を繰り返します。

石を積む
↓
砂利を入れる
↓
ソイルを入れる
↓
石を積む
↓
砂利を入れる
↓
ソイルを入れる

この作業は何度も繰り返し行って、欲しい高さまで底床を盛るようにしましょう。

右側の吸水口は完全に埋めてしまいました。

メンテナンス性はありませんが、見苦しい配管は隠したいのでここは見栄え重視です。

これで骨組みは完成です。

化粧砂を前面に入れたのですが、写真撮り忘れました。。。

つづいて水草の植栽です。

と、その前に水を張って霧がイメージ通りに出るかチェックします。

今回のような水の流れを活かしたギミックがある場合は、必ず水を張った状態でチェックするようにしましょう。

うん。

問題無いですね。

排水している間に、テラリウム用の配管をセットしちゃいます。

こいつを

こうして

外掛けフィルターの脇へセットします。

そして、流木などコケを付けたい場所へ水を回します。

チューブの固定は水草用瞬間接着剤「クイックジェル」を使うと、早いし楽ですよ。

外掛けフィルターはこのままではあまりに目立つので、フタの上から水を流して植物で包んでしまう事にしました。

こんな感じです。

「置きました感」が強いですが、育ってくれば自然な雰囲気になるはずです。

そうこうしてい内に排水が終わったので、植物を配置していきます。

佗び草を中心に「パピルス」「シロガヤツリ」「トクサ」などのビオトープ植物も使用します。

流木、石には「プレミアムモス」を接着します。

草体が小さく活着させずらいコケでしたが、接着剤のおかげで簡単にレイアウトに取り入れられるようになりました。

デルフェス「クイックジェル」を使い接着しています。

プレミアムモスは「高価」なコケですが、ADA佗び草マットはかなりコスパが良いです。

今回はこの1枚だけですべて賄えましたよ。

完成！

これで終了です。

植物の成長によって自然な水辺感が演出できれば良いなと考えております。

入り組んだ場所をたくさん作ったのでお魚達にとっても居心地の良い水槽になる予定ですよ！

作り方などご質問がございましたらお気軽にご相談ください。

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